景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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麻生堰
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高知には、江戸時代の有名な家老、野中兼山(1615-1664)による堰がいくつか残っているのだけど、ここ麻生堰は、建設時の形がよく残っている貴重な場所。
 
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左岸側に取水するので、堰を斜めにして左岸側が下流になるようにしてあり、そこまではありふれているのだけど、堰全体が曲線を描いているのが特徴。川の両岸から糸を張って水に流して、できた曲線(一種の懸垂曲線)にそって作ったらしくて「糸流し工法」という言葉を聞いたことがある。たとえば古い建築の庇のラインがおだやかに曲線を描いていることがあるけど、あれも糸をわずかに緩めて懸垂曲線に沿うようにつくってあるらしい。

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現役の河川構造物であり、実用品だから傷むたびに補修を繰り返してあるはずなのだけど、比較的建設時の形がよく残されていると思う。高知工科大学の近くにも、かつては山田堰というよく似た堰があったのだけど現存しない。残念。

位置:景観デザイン事例地図

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Category:高知県
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