2017.03.08 Wednesday
重伝建地区の、主計町(かずえまち)茶屋街の近くに架かっています。
鉄筋コンクリートの橋なのですが、アーチリブやキーストーンの意匠が施されています。スパンドレルの部分には、平らな面とザラザラした面の仕上げがあります。ザラザラ面のほうが前に出ているというのが面白いと思っていたら、これ「ドイツ壁(モルタル掃き付け仕上げ)」という仕上げだそうです。平らな面をハツル方向じゃなくて、吹きつける方向だから、前に出てるわけですね。大正末期に大流行した塗り壁仕上げだそうで、大正11年に竣工した浅野川大橋にぴったり。
YouTubeに工事中のビデオがありました。こうやるんですね。
国の登録有形文化財に登録されています。
参考リンク:
Wikipedia
文化財オンライン
位置:景観デザイン事例地図
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Category:石川県