景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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源兵衛川 第3ゾーン
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源兵衛川第1ゾーン第2ゾーン、につづき、今日は第3ゾーンです。これまでのゾーンが緑豊かな環境だったのに対して、このゾーンでは市街地の中を抜けていきます。
 
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このように、ほぼ全ての橋詰めに、川に近づくための施設が設けられています。

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反対側から見ると、もともとコンクリートの階段護岸があったところに、木製の床を付け足したように見えますね。奥に見える森が、第2ゾーンの終点だったところです。

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ここからしばらく源兵衛川は住宅にはさまれていて、川沿いに歩くことができません。

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細い路地を三島広小路商店街のほうに抜けて歩きます。

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三島広小路商店街は東西向きの街路で、源兵衛川は南北に通りの下を抜けています。この写真は通りの北側で源兵衛川の上流方向ですね。建物の隙間に源兵衛川があります。
ちなみに、三島市三島大社の門前町であると同時に、東海道五十三次の11番目の宿場町であり、江戸から箱根の関所と峠を越えて最初の宿場町ですね。

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こちらは通りの南側。

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源兵衛橋という立派な親柱のある高欄があります。構造的には橋というより、単なるボックスカルバートだと思うのですが(^^;)

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源兵衛橋から覗くと、細い流れが続いています。

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川の右側(西側)に三石神社、左側(東側)に常林寺があるのですが、なぜか神社側にお寺の鐘のようなものがあり、しかも、鐘楼の柱が川の中に建っています。ウィキペディアを見たら「三島宿に時を告げる鐘が境内にある」と書いてありました。江戸時代の寛永年間からあったものの、戦時中に供出され、現在の鐘は昭和25年に再興されたものらしいです。

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住宅の庭から川に降りる階段があります。階段に陶器の壺のようなものが埋め込まれていますが、これは源兵衛川に共通してみられるものなので、源兵衛川の整備が行われたときに、この階段も新設or補修されたのでしょうね。こういうところに出入り口があり、また、植木鉢がおいてあるという事実が、市民と川との関係を物語っていると思います。

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川を横断する構造物があります。これは何?

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かつての「水道橋」の跡のように見えました。自然石でできています。壁がないところは、壊れたわけではなくて、角落とし(というより板)が嵌るように溝が刻んであります。水を渡すときにはここに板を嵌めて水を通し、水が不要の場合は板を外して源兵衛川に水を落とすという仕掛けだったのでしょうね。
今はもう使われていないように見えましたが、ひょっとしてまだ現役なのかなぁ?

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伊豆箱根鉄道駿豆線の鉄橋があります。手前の橋は自然石のアーチ橋です。高欄の部分は新しいように見えたので、近年の整備で追加されたのでしょうか?

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鉄橋の袂にまで、川に降りる階段があります。すごい。

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先ほど渡った橋は、自然石のアーチ橋の上に、コンクリート高欄がドンと載っています。TeamZooの仕事にしては荒っぽいので、違うのかもしれません。

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さきほどの鉄橋の下流側にある橋から振り返った写真です。写真の右下に注目。

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橋詰めに、川に降りる階段があるのです。

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徹底してますよねぇ。

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橋のスパンや石積みから見て、昔からここに階段があったのかもしれませんが、高欄や舗装のデザインはTeamZooの仕事ですね。
(追記)この橋の名前は、Yahooの地図では「時の鐘橋」というらしいです。

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この橋までで、第3ゾーンは終わりです。ここから先の第4ゾーンは、しばらく川沿いに歩くことができないので、看板に導かれて市街地を歩きます。

位置:景観デザイン事例地図
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