景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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Altenbergsteg(1857)
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前回紹介した、 Untertorbrücke (1467) の次に古い橋が、このAltenbergstegです。1834年に木造の橋が架けられ、それが1857年に現在の鉄の橋に架け替えられています。橋長が57mの歩行者専用の吊り橋です。
 
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奥の低い橋が Altenbergsteg です。この橋は、アーレ川の水面近くに架かっており、谷が深いのでベルンの市街地から、かなり降りてこなければ行けません。約40年後の1898年には、高い位置(市街地の高さ)に Kornhausbrücke が架けられています(写真の手前の橋)。

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桁はものすごく薄いですよねぇ。

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床板は木製です。

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高欄は、ラチストラス状になっています。この高欄が桁の剛性を高めれているのかもしれません。

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鉄のチェーンで吊られています。メナイ吊り橋(1826)クリフトン吊り橋(1864)などと同じですね。日本にも清洲橋(1928)という、チェーンで吊られた橋があります。

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支柱は、圧縮で座屈しないように真ん中が太くなっています。形から見て鋳鉄製なのでしょうね。

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この部分で、チェーンの長さの調整をしているように見えます。長穴に楔を打ち込んで調整しているのではないでしょうか?

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支柱に銘板が付いていました。

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アンカーは、階段の高欄と一体化されています。きれいに収まっていますね。

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反対側の橋台部分には、川沿いの遊歩道へつながる階段が設けられています。

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可動支承が、すごくメカニカルですね。上の歯車と、下の歯車(奥の方に見える)に挟まれているCチャンを2つ合わせた部材が橋桁です。

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熱膨張による水平移動と、橋の揺れに伴う回転が可能で、上下方向には動かないように固定されているということなのでしょうね。

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ベルンの市街地とは逆側の橋へのアプローチです。

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こちら側のアンカーは、親柱のようなデザインですね。

位置:

より大きな地図で 景観デザイン事例地図(ヨーロッパ編) を表示

写真集:
www.flickr.com
This is a Flickr badge showing items in a set called Altenbergsteg. Make your own badge here.

リンク:
ベルン(Wikipedia(日))
世界遺産「ベルン旧市街」(Wikipedia(日))
ベルンにある、アーレ川の橋のリスト(Wikipedia(英))
Altenbergsteg(Structurae)


最高・最強の旅行ガイドだけど、スイスは日本語版がないので、英語版をどうぞ。


Category:スイス
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