景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
<< Bathの閘門 | HOME | イングリッシュ・マフィンとサラダ >>
中島閘門
19991010_069
この、リベットの美しい鉄の扉は、富山市の富岩運河にある中島閘門です。
 
19991010_109
富岩運河(ふがんうんが)は、富山駅の近くから神通川と並行して日本海までつづく運河です。運河は1930年から工事が始まり、1934年に完成しています。

19991010_103
運河の延長は約5kmで、運河の周辺は、かつては神通川の水力発電による電力を利用した工業が盛んでした。その後、工業は衰退し、運河を埋め立てる計画もあったようですが、都市内の貴重な水辺空間と位置づけられ、現在では遊歩道が整備されています。

19991010_014
運河の中程に、中島閘門があります。その名の通り、運河の真ん中に島があって運河が2分され、片側が閘門になっています。写真の中央の樹木がある場所が中島で、その右側(右岸側)に堰、左側に閘門があります。

19991010_025
こちらは、中島と右岸の間です。写真の手前が下流で、奥に見える堰によって2.5mほど水位が上げてあります。

19991010_054
そして、こちらが中島と左岸の間にある、中島閘門です。運河と同じく1934年の竣工です。閘室の幅は9m、長さは60mもあります。

19991010_036
上流側の扉です。

19991010_038
バースの閘門は人力で扉を開閉していましたが、こちらは機械式です(^^) 扉を引っ張るビームに歯車とかみ合うギザギザが付いています。

19991010_032
こちらは、下流側の扉です。

19991010_066
リベットが見事ですね。この閘門は扉の老朽化などにより、1997年から98年にかけて改修、復元工事が行われ、全国からリベット職人を集めて復元工事が行われたということです。今でも現役の閘門であり、また、1998年には国登録有形文化財に指定されています。

19991010_029
竣工当時からのものと思われる、操作所です。

19991010_030
操作盤も古めかしいですね(^^) 新しい配電盤らしきものも見えるので、実際の操作はそちらを使っているのかもしれません。できれば建物の窓もアルミサッシュではなく木製サッシュにしてほしかったと思ってしまいます(^^;)

19991010_059
立派な説明看板があります。このページの下部にある「写真集」を見ていただくと、詳しく見ることができます。

19991010_055
こちらは閘門の下流側です。

19991010_056
巻石護岸もすばらしいですね。


位置:

より大きな地図で 景観デザイン事例集地図 を表示
写真集:
www.flickr.com
This is a Flickr badge showing items in a set called 中島閘門. Make your own badge here.

リンク:
富岩運河(Wikipedia)
閘門(Wikipedia)
富岩運河 中島閘門(技術科@スクール)
中島閘門と牛島閘門(富山県)



↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い
Category:富山県
    SEARCH
    FEED
    FEATURE ARTICLE
    CATEGORIES
    CALENDAR
    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << September 2017 >>
    LINKS
    ARCHIVES