景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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地蔵原堰堤
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雨の中、地蔵原堰堤に行ってきました(^^;) 地蔵原堰堤は、福島市を流れる荒川に、大正14年に建設された砂防ダムで、登録文化財に指定されています。
 
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バスで砂防堰堤の下流にある「四季の里」まで行き、そこから歩き始めます。荒川は昔から災害を繰り返している川で、川沿いに水防林があったり、江戸時代に建設された霞堤があったりします。

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霞堤とは、意図的に堤防を不連続、かつ多重にしたものです。

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現在は、江戸時代の堤防よりも河川側に新たな堤防が建設されているので、ここまで水が来ることは、そう滅多に無いはずですが、二線堤として機能するかもしれませんね。

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水防林を抜けて堤防に上がり、上流へ歩きます。

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途中に、水天宮がありました。

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霞堤を越えてさらに上流へ歩きます。道路が下がっているところが堤防の切れ目で、左上に真っ直ぐ延びるのが霞堤、本堤は右上の林の間を抜ける道のほうへ続きます。

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遠いし、雨も降ってきて、レンタカーで来れば良かったと、かなり後悔(^^;) 事前の調査不足ですね。先日の日経コンストラクション(2009.7.10)で、ここの砂防施設のことを思い出して、あまり調査せずに来てしまったのです。

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川を見ると、大きな岩がゴロゴロしています。荒れ川なんですねぇ。

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視界が開けて、遠くに堰が見えてきました。

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たぶんあれが、地蔵原堰堤!

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途中で工事直後のような場所がありました。床止めでしょうか?

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河床が、がっちり固定されているのはいいとして、コンクリートに石が埋め込んである収まりは、もう少し何とかならないものかと思ってしまいます(^^;)

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堰のすぐ下流の河床もコチコチです。

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そしてこれが、地蔵原堰堤です。一番上の段の堤高は、大正14年の竣工当時は8.7mあったということです。何度も改修が行われており、今はもう少し低いように見えました(下流部の2つの堰が追加されたように見えました)。堰の全長は現在は112m、竣工時は74mだったそうです。水が流れている部分の幅は43m。

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2008年に登録文化財に指定されており、立派な看板がありました。選奨土木遺産にも選定されています。

荒川砂防サイン
こちらに見やすい図があります
水防・砂防施設群がとても多いことが分かります。今回は天気が悪く、時間もなかったので、地蔵原堰堤だけ(T_T)

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堰の下流に飛び石があるのは、見学用に設けられたものだそうです。このあたりの話は、日経コンストラクションに載っています。雨で滑って転びそうで渡るのは断念(^^;)

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石の積み方も、何種類かあります。このあたりの経緯は、研究論文に詳しいです。

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この堰堤以外にも、8つ(これを含めて9つ)の堰堤が登録文化財に指定されています


動画も御覧下さい

位置:この堰堤は、扇状地の要に位置していることが分かります。

より大きな地図で 景観デザイン事例集地図(東北) を表示

リンク:
ふくしま荒川ミュージアム
Category:福島県
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