2009.09.12 Saturday
牛伏川では明治から大正にかけて砂防工事が行われ、この階段工は大正5年〜7年頃につくられたといわれています。延長は141mあります。「フランス式」というのは、フランスに留学した技師が、フランスにある階段工をそのままコピーしたからということらしいです(^^;)
国の登録有形文化財に指定されており、看板がありました。しかしこの看板、もうちょっと何とかならなかったのでしょうか(^^;)
階段工は自然石を積み上げてつくられています。落水表情がきれいですね。
上から見下ろすと、こんなふうになっています。階段工の周辺は藪なので、夏は近寄りにくいです(^^;)
階段工周辺は「砂防学習ゾーン」になっています。
階段工のすぐ上流は、キャンプ場になっています。
下流には広場があります。
立派な石積みですね。
こんな細い支流にも石張りの立派な砂防ダムがあり....
図面まで掲示されていました。まだ新しい砂防ダムの構造図の看板が掲示されているのは、珍しいのではないかと思います。石の控え(奥行き)は35cmと書いてあります。
いいものを見せていただきました。
位置:
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Category:長野県