景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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小国ドーム
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熊本県小国町には、葉祥栄の設計した木造建築がいくつかあって、小国ドームはその集大成。大規模な木造トラスの体育館です。
 
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木造トラスの接合部のディテールは、ゆうステーションに比べると、かなり洗練されています。ゆうステーションは1986年竣工、小国ドームは2年後の1988年の竣工です。

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体育館は、採光が難しいと思うんですが、天窓、客席上部の窓、正面と背面の大きな開口から光が入って、照明灯が無くても結構明るいです。これらの開口部のおかげで、屋根が軽く見え、圧迫感が薄らぐ効果もあるように思います。

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綺麗ですねぇ(^^)。5602本の木材が編まれているんだそうです。集成材を利用した木造の大空間は、めずらしくありませんが、ふつうの木材でこの大きさは、なかなか無いんじゃないかと思います。

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サイドにある客席は、両側で1000人座れるそうです。

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外観は、学生に言わせると「ダンゴムシみたい」ですが....

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亀に似ているというのが「正しい」ようです(^^;)

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トラス構造ですが、全体としてはアーチ型をしているので、水平反力がかかると思われます。バットレス付きのコンクリートの壁が支えています。

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この壁はRCの部屋になっていて、内部に事務室やトイレなどが収められています。

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正面入り口部分を、内部から見たとことです。

葉祥栄による「小国町における一連の木造建築」は1989年に日本建築学会賞を受賞しています。


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Category:熊本県
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