景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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コッハータール高架橋(1979)レオンハルトの橋
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コッハータール高架橋(Kochertal Viaduct, Kochertalbrücke)は、ドイツのガイスリンゲン(Geislingen am Kocher)の近くにある、PC橋(プレストレストコンクリート橋)です。なんと細長い橋脚! 地震国日本ではあり得ませんね(^^;)
 
Kochertalbruecke_080606
Photo:Bernd Haynold Wikipedia commonsから引用
この橋は、ドイツの高速道路「アウトバーン」のA6線の一部です。レオンハルト(Fritz Leonhardt)が設計した橋として有名ですが、Structuraeによると、レオンハルトはChecking engineer で、他に数名のArichitectやEngineerの名前が挙げてあります。9径間連続橋で、橋長は1128m、各スパン長は138m、橋の高さは185mです。2004年にミヨー橋ができるまでは、世界で一番高い橋脚を持つ橋だったそうです。

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のどかな場所に架かっています。

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箱桁の部分は幅が8.6m、高さが6.5m。その上に載っている橋床板の部分の幅員は31m。コンクリートの頬杖は60cm×40cmで間隔は7.66m。

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橋脚と桁は剛結されている部分と....

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支承で支えられている部分がありました。

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橋台周りの桁下などは、殺風景になりがちなんですが、きれいに収まっていますね。

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橋脚の足下も、すっきり。

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実はこの橋脚、上に行くほど細いだけでなく、わずかに曲線で仕上げられています。スゴイ!

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レオンハルトの本を見ると「大きい谷橋の美しさは、基本的に橋脚の総体積をいかに小さくするかということに依存する...(中略)...比較的大きい支間を選定し、柱の幅は縦方向にも横方向にもできる限り細く....」と書いてあります。確かにきれいなんですが、日本ではこうはいかないので、悩ましいですね。

参考資料:
Brücken(ブリュッケン―F・レオンハルトの橋梁美学

リンク:
Kochertal Viaduct (Structurae)
Fritz Leonhardt (Structurae)
Kochertalbrücke(Wikipedia(独))工事中の写真や航空写真などがあります。

位置:景観デザイン事例地図(ヨーロッパ編)

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Category:ドイツ
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