景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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現存する日本最古の鋼橋、旧心斎橋
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大阪市の鶴見緑地は、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の会場ですが、ここには、現存するものとしては日本最古の鋼橋、旧心斎橋があります。
 
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現在の橋の名前は「緑地西橋」。

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ポニートラス橋です。でも、いかにもプロポーションがおかしいでしょ(^^;) トラス構造の高さに比べて橋の幅員が大きすぎますよね。

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実は、現代的な鋼橋の側面に、旧心斎橋のトラスの部分のみを、くっつけてあるんです。

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トラスは、橋を支えていません。これを「現存する」と表現してよいのかどうか、ちょっと躊躇してしまいますね。

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この橋は、ドイツから輸入され、明治6年に長堀に架けられたものです。現存しないものも含めると、日本で5番目に古い鋼橋です(6番目という説もあります)。
明治時代の心斎橋の様子を描いた絵が大阪府立中之島図書館のサイトに4つほどあります(1234)。
また、土木学会図書館のサイトには写真もあります。
その後、明治41年〜昭和2年は境川橋。昭和3年〜昭和30年は新千船橋、昭和48年〜昭和63すずかけ橋、そして平成元年からは緑地西橋、と架け替えられてきたんだそうです。スゴイ(^^)

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錬鉄製らしいです。

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細い部材を組み合わせてリベットで繋いであります。

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ボルト・ナットに置き換えられているところもあります(^^;)

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支承部分

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斜材は、圧縮側も引張り側も入っています。

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圧縮側はコの字型、引張り側は平鋼です。

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もはや構造材ではない、というところが少々残念ですが、これからも大事にされるといいですね。

位置:
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Category:大阪府
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