2011.05.20 Friday

1983年に、ここ(いやしの温泉郷のとなり)に移築されたんですね。

建物の入り口は、平側でそのすぐ横に「前便所」があります(便所はここだけです)。

見晴らしの良い便所で(^^;)....

手前が小便、奥が大便なんですが....

ここに狙って落とすのは、慣れが必要でしょうね(^^;)

外壁は、落合集落にあった長岡家住宅と同じように「ヒシャギ竹」。ただし、長岡家住宅は柱が外部に露出していましたが、この建物では柱もヒシャギ竹で覆われています。

古い部分と新しい部分で色が違います。

入り口を入ると、手前は土間(ニワ)で、奥は台所(カッテバ)。床は竹ですね。

なんだか、古そうな竃ですね。

壁は土壁です。ヒシャギ竹を固定するための紐と楔が見えますね。

窓

こちらは、オモテとよばれている居間ですね。

天井はないので....

屋根裏がよく見えます。

縁側は、巨大な丸太が使われています。

屋根は茅葺きで、便所の部分は杉皮葺きみたいです。屋根のてっぺんにあるのが「とうら」と呼ばれる棟飾りですね。
位置:
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Category:徳島県