景観デザインを目指せ

重山陽一郎の個人ブログ blog.enviro-studio.net
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ローレンス・ハルプリンの広場1.フォアコートファウンテン
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ローレンス・ハルプリン(Lawrence Halprin)は、1916年生まれの、著名なランドスケープアーキテクト。ポートランドにある彼の作品を3つ紹介します。
今日紹介するのは、Ira Keller Fountain(アイラ・ケラー噴水:フォアコートファウンテンとも呼ばれています)。1970年にできました。名作としてとても有名です。
 
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ポートランドは、アメリカ合衆国オレゴン州の、最大の都市。再開発された中心市街地は、アメリカの都市の中では、かなり美しい部類に入ります。再開発の際に、アイラ・ケラー噴水(Ira Keller Fountain:フォアコートファウンテンとも呼ばれます)、 ラブジョイプラザ(Lovejoy Plaza Fountain)、 ペティグローブ公園(Pettygrove Park)の3つの公園が建設されました。3つともに、ハルプリンが設計に関わっています。
上の写真のように、再開発地区の1街区が公園になっていて、ビルと豊かな植裁に囲まれています。面積は0.92エーカー(約3700m2)。

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Ira Kellerというのは、人の名前です。ポートランドに貢献した人のようですね(
civic leader and first chairman of the Portland Development Commission)。他の2つの公園にも、同様に人の名前が付いています。建設当初はForecourt Fountainと呼ばれていたこの場所は、1978年にIra Keller Fountainに改名されています。

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コンクリート製の滝から大量の水が勢いよく流れ落ちます。水の音で周囲の車の騒音がかき消されます。水量は毎分13000ガロン(49m3)。

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夏になるとここから下のプールに飛び降りる子供たちで大賑わいになるそうです。かなり危ないんじゃないかと思うんですが、自己責任の国ですからね。

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一応、危険に対する注意書きがあります。

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滝は東向きに落ちていて、夕方になると日陰になります。滝の前にはプールがあり、その前にはコンクリートのデッキがあります。風向き次第ではここにもしぶきが飛んできます。

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敷地は勾配があり、西が高く東が低くなっています。噴水は西側で泉のようにわき上がり、東側に掘られた滝壺(というかサンクンガーデン風に低くなっている空間)に落ちていきます。

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公園の西側(滝の正面)には、市民公会堂(Civic Auditorium)があります。この公園は、市民公会堂の前庭としても位置づけられます。

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西側の水がわき出てくるところです。

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コンクリートの表面には、型枠の板の年輪模様がくっきり。

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いつまでも、ボーっとしていられます(^^;)

位置:

より大きな地図で 景観デザイン事例地図(アメリカ編) を表示

リンク:
Lawrence Halprin(Wikipedia英語サイト)
americangrandtour.orgの説明(なぜか平面図が別の公園のものになっている(^^;) )
Keller Fountain Park(portlandonline.com)

Category:アメリカ合衆国
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